冬の北国の運転「凍る!」2

~昨日の続きから~
(もう何年も前の夜、凍結路を運転した時の恐怖について その2 です。)

…………
『もう少しだ、もう少しで駅!帰りは息子に運転してもらおう!』

目の前の国道を北から南からと車が交差して、
そろそろ信号が変わろうというとき、
左から来たある車が右折をしてこようとしていました。
つまり、その車は右折して私の車の横を通り、
私がやってきた方向に進もうということになります。

しかし、凍結した道路をけっこうなスピードで右折してきたその車は
…滑っていました
滑りながら右折していました、大きく弧を描いて。

私の車とは反対方向を照らして去るはずのその車のヘッドライトは
まるでスローモーションのように大きくまわりこみ、

殆ど私の横顔を照らしていました。

私はハンドルをぎゅんぎゅんに握って前を向いたままフリーズ状態、
しかし目だけは横を向いてその車を追っています。

これで私が顔ごとそちらを向いたならば
その運転者とお見合いする体勢ですが、そうはしませんでした。
なんとなくそれは武士の情けっつうか。。。



そしてその車のライトに照らされながらもいっとき運転者の顔が見えました。
若い男性です。



ふつうそんな時はですね、
「シマッターッ!!」とか
「アーッ!どうしよう!!」とか、
そういう慌てふためいた顔をするものじゃないかと私は思ってたのですが
違うんですね。

もう全然、無表情。
なんなら
「オレは今、カッコイイ右折をしてる、
ちょっと大回りで滑ってるけどこれはそうしようと思ってそうしてるのさ」
くらいのカオしているんです。

…いやいや違うな、
人間ってこういうパニックなときこそ無表情になるのかもしれない、



で、彼はブレーキとハンドルでなんとか車体を望む方向に戻し
去っていきました。

その後、私は無事に駅で息子を迎えて
有無を言わさず運転を替わってもらいました。

凍った道路で凍り付いたというおはなしでした。。。





今回は、冬の北国の運転「凍る!」についてでした。
次回は、冬の北国の運転「吹雪く!」についてを予定しております。
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Author:ノラ
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仕事にもしているキルトや
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